
初めてドイツにいらっしゃるときはいろいろと不思議を体験します。
まずは頭で理解しても、体が無意識的にそうするのようになるまでは相当の時間かかります。例としましては、皆様ドイツでは交通は反対側だ、という事実をご存じでしょうか?
だから、最初に考えなければいけないことは、道路を渡るときまずは左側を確認し、右側を確認してから渡るということです。
しかし、交通だけではありません。歩道を歩いたり階段を上ったり下ったりする時も右側に歩いたほうがスムーズに通れます。エスカレータだけが日本と違って、右側に皆様立っていて、左側を上ったり下ったりします。ちなみに、階段の回り方も日本と反対で、上ってきて、次の階段を上りたい場合、右へ曲がります。ドイツでは常に右側を歩いたら、迷うことはないだろうと思います。
もう一つ大事な事があります:ドイツではデパートなどは自動的にドアが開いたりしまったりしますが、タクシーや電車などの交通手段の場合、自動的に開かないものが圧倒的に多いのです。次の停留所でおりたい場合はそのまえにボタンを押して、バス運転手に願いした場合、当然にドアを開けてくれるのですが、、各駅停車の路面電車と電車の場合、ドアを開ける場合は、まず停車になってからボタンを押さなければなりません。
ちなみに、タクシーはホテルのフロントで呼んでもらった方が良いでしょう。もしくは空港・駅などでタクシー・スタンドがありますので、順番に乗っていきます。ドイツ人は並ぶのがあまり好きではありません。明確に列を作るのはタクシー・スタンド、郵便局とスーパーのレジぐらいです。普通のお店で、売り手がお客様の来た順番を覚えている場合もありますが、覚えていない場合、「ウエア・コムト・アルス・ネヒステス・ドラン?」(次はどなたですか。)と聞いています。