ドイツに出張するときはほとんど英語で話しますが、相手がドイツ人なら、ドイツ語で挨拶すると大変喜ばれます。
歓迎の言葉
朝9時までぐらいは「グーテン・モーゲン」(おはようございます)を使いますが、地方によっては違う言葉を使います。ドイツの北の方、ハンブルグ周辺は「モイン・モイン」といいます。
一般に「今日は」は「グーテン・ターグ」で、「今晩は」は「グーテン・アーベンド」です。ミュンヘンとシュトゥットガルトなどドイツの南の地方では、時間と関係なくいつでも「グリース・ゴット」(神様に挨拶)といいます。
知り合いと再会した時に、「お久しぶりです」をドイツ語の「ランゲ・ニヒト・ゲセーヘン」という言葉で話しかけると、ドイツ人はびっくりします。
「お元気ですか」のドイツ語を聞く場合、「ウイー・ゲート・エス・イーネン」と聞こえます。これに対する返答はほとんどの場合「ダンケ・グート・ウンド・イーネン」となります。意味としては「おかげ様です、貴方は?」に近いもので、ただ質問が返されることになります。そのときの返事はまた「ダンケ・グート」となります。
お別れの挨拶の言葉
お別れのときは「アウフ・ウイーダゼヘン」(またお目にかかる)を使いますが、翌日また会う予定があれば、「ビス・モーゲン」を使ってもいいです。「ビス」は「また」という意味で、「ビス・ネヒステ・ウオヘ」が「また来週」の意味で、いろいろな挨拶の言葉に使います。たとえば、「ビス・モーターグ」のように曜日との組み合わせでもいいです。
月曜日 モーンターグ
火曜日 ディーンスターグ
水曜日 ミットウオヘ
木曜日 ドナースターグ
金曜日 フライターグ
土曜日 ザムスターグ
日曜日 ゾンターグ
食事の後、夜遅くお別れするときは「グーテ・ナヒト」(お休みなさい)と言ってもいいですが、午後6時からオフィスを出るときはむしろ「アイネン・シェーネン・アーベンド」(いい夜を過ごしてください)と挨拶をした方が良いでしょう。
また出張が終り日本に帰る時に、「お元気で」の意味で「マヘン・シー・エス・グート」といいますが、またよく聞く挨拶の言葉は「グーテ・ライゼ」(よい旅をしてください)です。
では、次のブログ・ポーストまで「ビス・ツム・ネヒステン・マール」 (また今度まで)